連載記事
3月までにこれやっとこう!
《卒業年次生の方》
◆ 求人情報を再度洗い直す〜思い込み・先入観を捨てよう
◆ あきらめないで!就職活動〜高く跳び上がるために!
◆ すべきことは変わらない。日々の繰り返しに飽きたら負け。
あけましておめでとうございます。
今年の干支は辰。「昇り龍」といきたいところですね!
とはいえ、このページを見ているみなさんにとっては、
「とてもそんな気分じゃ…」「なにを暢気な…」という感じかもしれません。
でも、就職活動は「気分」から。気持ちを新たにして、とらえ方をシンプルにして、仕切り直ししませんか?
さあ、一緒にチューニングを合わせましょう!
卒業まで残すところわずか。
そこで、今回も言わせていただきます。とにかく立ち止まらないこと。足を止めないこと。
ひょっとして、あきらめモードに入っていませんか?
確かにいい結果が得られないと、「もうダメでしょ」「こりゃムリだ」という気分にさせられてしまいますよね。
最近、「もう受けたい会社がない」という溜息まじりの相談を受けます。
「選択肢がなくてどうしようもないから、もうギブアップです」とのこと。
でも、それは「採用する会社がもうない」のではありません。「会社を見過ごしている」のです。
自分で自分の未来の可能性を狭めてど〜する!?
この時期でも採用活動を行っている企業はまだまだあります。
どの業界でも探せば必ずあります。就活サイトに載っていない「潜在的な求人」も合わせると相当数にのぼります。
あなたは探し切りましたか?
この不況下においても、従業員300人以下の中小企業の大卒求人倍率(2012年卒)は3.35倍(リクルート社調べ)と高く、多くの企業が大学新卒者を求めている状況です。それに対して、5,000人以上のいわゆる大手企業の求人倍率は0.49倍。言ってみれば、宣伝で人気のラーメンチェーン店の行列に並びながら即完売、「食べられなかった」とお腹をすかせている一方で、有名ではないラーメン店は準備万端、「みんなに味わってほしい」と待っている状況なのです。実はおいしかったりするのだけど、みんな気づかない。いや、見向きもしない。
もったいないと思いませんか?
そりゃあ、大手企業や名の通った会社の方が安心・安全に思えるし、周囲に対する「聞こえ」がいいという気持ちも
分からなくはないです。ただ、「寄らば大樹の陰」という時代が終わっていることを証明するように、
「えっ!あの大手企業が経営破綻?」なんてニュースをよく耳にします。
どちらが正しいとか間違いとかではありませんが、食わず嫌いのままでいいですか?
まだ味わったことのない「おいしいラーメン」にもチャレンジしてみませんか?
もし、こだわりが強すぎて、応募する企業を絞りすぎている人は、少し力を抜いて周りを見回してみてください。条件を少し広げることで、あなたの希望をかなえる職場が見つかるかもしれません。希望と少し違っていても、あなたを必要としてくれる場所で、まずは実社会で経験を積むチャンスを得るという選択もあるでしょう。
目先のことではなく、長期的視点で考えてみてほしいのです。
一度無職で、あるいはフリーターで社会に出てしまうと、ことはそう簡単ではありません。「企業は卒業後3年以内の既卒者を新卒扱いで採用すべき」という方針が示されたり、学校でも就職浪人を出さないようバックアップする動きがあります。ちょっとほっとできる話ですし、みなさんのことを思えばこその策でしょうが、「じゃあ安心だ」ということにはなりません。
とりあえず留年や就職浪人を考えようとしていませんか?
それはただ問題を先送りするだけの決断ではありませんか?
「来年なら大丈夫」という保証はどこにもありません。それどころか、1コ下のたくさんの後輩たちも「同じラーメン店に並ぶ」という事実を忘れてはなりませんし、面接で「去年は何をしていたの?」「この1年をどう充実させたの?」とつっこんで訊かれることを想定しなければなりません。
だって、採用する側は、問題を先送りした人、1年間を漠然と過ごした人を雇うのは不安でたまりませんから。
来年の就職シーズンにかけるのであればなおさら、今の時期から計画的に活動する必要があるのです。
よく考えてください。また、家族をはじめあなたを支援し、理解してくれる人と良く話してください。
もう一度問いかけたいと思います。
今できることをやり切りましたか?
やり切ってみませんか?
では、残りの日々でどうすればいいか?
それはただ一つ。とにかく会社にアプローチすること。前回も言いましたが、「バッターボックスに立つこと」。
とくに、知らない会社や聞いたことがない会社と接点を持ってみましょう。
就活ナビ・サイトでチェックする、学校の求人情報を再確認する(新たに求人が来ているかも)、説明会に参加する、直接電話をかけてみる…など、改めて基本をおさらいしましょう。
それから、就職活動は自分ひとりでどうにかなるってものではありません。
煮詰まっていたら、学校の就職支援の職員を訪ねて相談してみてください。
また、「若者しごとサポートセンター」や「新卒応援ハローワーク」にも気軽に立ち寄ってください。
プロのキャリア・コンサルタントが親身に対応してくれます。
そう考えると、まだまだやれることはたくさんあるでしょ?
最後に、今度は「エースをねらえ」(古い!?)から。
「高くジャンプしようとすれば、必ずしゃがまなければいけない。しゃがんで、しゃがんで、高く跳び上がれ!」
今はしんどいかもしれませんが、それは高く跳び上がるのに必要なステップ。
3月までにこれやっとこう! 《卒業年次生以外の方》
《卒業年次生以外の方》
◆気になる企業・組織はどしどしエントリー〜多くの仕事に出会い、会社を知り、観察しよう
◆履歴書・エントリーシートを準備〜「自分らしさ」を目一杯表現しよう
◆面接やグループ・ディスカッションなどの実戦対応〜自信を持って本番に臨むには「戦略」をしっかり持とう
◆SPIをはじめとする就職筆記試験対策〜「すきま時間」を有効に使って「落ちない」対策を
企業の2013年度新卒採用が12月に本格始動しました。
いつもより遅めのスタートとはいえ、後の選考スケジュール(説明会・試験・面接など)は例年とそう変わりありませんから実に短期決戦です。となると、出遅れたら巻き返しが厳しくなるのでスタートダッシュが肝心。
さあ、迅速に活動しよう!
企業にとっては毎年の行事でも、みなさんにとっては人生初めての体験。では、どうすればいい?
3月までにこれやっとこう!
焦りは禁物。でも、急がなきゃ! この時期に是非やっておきたいことをチェックして、優先順位をつけましょう。
①気になる企業・組織はどしどしエントリー
世の中にはたくさんの仕事(職種・業種)があります。また、日本には株式会社と呼ばれる法人だけで100万以上あると言われています。株式会社以外にも多くの組織・団体があります。(もちろん、そのすべてが新卒の採用をしているわけではありませんが、)あなたはそれらをどのくらい知っていますか? 知っている企業(組織)といえば「CMで見たことがある」「知人が勤めている」、その程度なんてことありませんか? また、その企業(組織)の事業内容・経営方針・社風など、どの程度知っていますか?
この時期、どれだけの企業(組織)と出会えるかが「納得のいく就職活動」「後悔しない仕事選び」に直結します。家族や先輩に訊く、教員に相談する、学校の就職支援スタッフの方を訪ねる、新聞・TV・本などをチェックする…やれることはいっぱいあります。それに業界セミナーや会社説明会などのイベントも始まりますから、どんどん「出会いの場」に参加しましょう。
ここに来て「やりたいことがまだ見つからない」なんて焦っていませんか? そんなの気にしない! だって、これまで考えたり、見聞きしたりする機会がなかったんだから仕方がないこと。イチロー選手や石川遼選手のように幼少期から「やりたいこと」「できること」「向いていること」に向かって一直線なんて人はなかなかいませんから。とはいえ、今のままじゃ決めようがありませんよね。だから、今日から「出会いのきっかけ」をガンガン作りましょう。まずは、学校の就職課・キャリア支援センターなどでスタッフの方に相談、求人をチェックすること。学校に来ている求人は「そこの学生を採用する気がありますよ」というメッセージですから、あなた次第で「相思相愛」になれる可能性が高いのです。
もちろん、就活のエントリーサイトから応募することも必要でしょう。今や多くの企業が採用ツールとして導入していますから、チェックは不可欠です。エントリーも、「絶対に入社したい」ということでなくても関心があれば気軽にエントリーしてみることをお勧めします。あまりハードルを上げるとせっかくの出会いのチャンスを逃しかねません。かといって、管理できないほどのエントリーはNGですよ。また、ウェブだけで就活を進めるのには無理があります。何よりウェブ上だけでは、会社の実情は見えてきません。
そこで有効なのが、会社説明会。この時期は各地で開催されます。「合同」企業説明会となれば、一度に数多くの企業と接点が持てるチャンスです。どれだけの企業(組織)と出会えるかが「納得のいく就職活動」「後悔しない仕事選び」に直結しますから、とにかく参加してたくさん話を聞いて、「観察」しましょう。 チェックするときのポイントとしては、知っている会社だけでなく、知らない会社の話も聞いてみるということ。そもそも、知っている会社の数なんてたかが知れているでしょ? 知名度が高い大企業とか、コマーシャルで見たことがある会社とか。でも、日本には株式会社だけで100万社以上あるといわれています。全てが新卒採用をしているわけではないですが、有名じゃなくても素晴らしい会社はたくさんあります。知らない会社となると少し不安に感じるかもしれませんが、自分で耳をふさいでしまうのはもったいないと思いませんか?
いろんな会社を知って、「こんな仕事もあるのか」「面白そうだな」とか逆に「ピンとこないな」を繰り返すなかで会社を選ぶ目が養われるし、自分の方向性が自ずと見えてくるものです。さすれば道は開かれん!
②キャンパス・ライフを充実させる
みなさんが一生懸命、指にマメを作ってしたためた履歴書・エントリーシートを企業はどのようにチェックしているのでしょうか? 先日、ある大企業の人事担当者にお訊きしたところ、「まあ、1枚10〜15秒くらいですかね」とのお答え。(無論、全ての企業がそうではないにしても)じっくり読める時間は取れないようです。
と考えると、まさにTVコマーシャルと一緒。作る側は、何気なく目にしている視聴者に自社商品を15秒で「個性をアピール」し、「いいね!」=「欲しい」と思わせなくてはならないわけです。
ならば、履歴書やエントリーシートという文書で「自分という商品」を最大限にアピールするには、「広告戦略」が必要。短い時間でどんな個性をどうアピールするのか?それらが明確になっていないと「いいね!」=「会ってみたい」=「面接に呼ぼう」とはなりません。ですから、しっかり練って準備をしましょう!
③面接やグループ・ディスカッションなどの実戦対応
1社の採用選考で「直接対面する時間」は面接とグループ・ディスカッションを合わせてもせいぜい1〜2時間ぐらいです。 非常に短い時間で合否を決められてしまいます。「人生の一大事なのにそんなやり方で私の何がわかるというのだ?」と言いたくもなろうというもの。だって、将来のパートナーを決める(例えば結婚)なんていうとき当然慎重になりますよね? なのに、採用の場合には、1〜2時間しかないってどういうこと!?
改善すべき点はあるでしょうが、今それを嘆いてもしようがない。高校球児が「甲子園で1回負けたら終わりなんておかしいじゃないか」と言い出しても始まりません。そのフォーマットで戦わなければならない現実が待っているのです。
したがって、そこにはやはり「戦略」が不可欠。一発勝負の場面で、しかも短い時間でいかに「自分らしさ」を表現するのか? 働いたこともない学生を採用するのに不安になっている相手をどうやって安心させるのか? となると、高校球児と同じように日々の練習=準備が大切なのです。
②と③については、テキストを改めて読んでみてください。
そして、実際に取り組んで第三者(就職支援スタッフ)に見てもらったうえで「ダメ出し」をしてもらいましょう。
「これじゃ伝わらない」とか「具体的に!」「簡潔に!」なんて言われると凹むかもしれませんが、それなくして改善はありません。第一、履歴書・エントリーシートもグループ・ディスカッションも面接も自己満足ではなく、他者に評価されるもの。「ダメ出し」を繰り返すことで必ず磨かれていきますし、自信が持てるようになります。
④SPIをはじめとする筆記試験対策
「筆記試験で門前払いされるほどムカつくことはない」と先輩たちはよく憤慨していました。
ハッキリ言って「逆ギレ」ですけどね! ただ、気持ちはよくわかります。
受験と違って満点を取れば即内定ゲットというものではありませんが、これを勝ち抜かないと次の選考(グループ・ディスカッションや面接)に進めないのも事実。ですから、今からでも「落ちない」ための対策が不可欠です。
やることは他にもたくさんあるだろうから、「毎朝15分新聞をチェックする」「毎日45分 SPIの問題集を解く」など、自分でマネジメントすること。この2つで1日1時間。期末試験期間はともかく、これぐらいは捻出できるはず。やれば必ず成果は出ますので、効率よく進めましょう。










